こんにちは、なかたにです。
この記事を読んでくださっている方は、混合栄養(母乳+ミルク)について悩みがあるママさんが多いのではないでしょうか。
- 母乳の量が増えない
- 子どもに栄養が足りているのかわからない
- 早くミルクに切り替えた方がいいのか
- いつまで混合で頑張ればいいのかわからない ……など
わたしも子どもを混合栄養で育てる中で、「本当にこれでいいのかな…」と思うことがたくさんあり、いっぱい悩んでいっぱい泣きました。
子どもが3ヶ月のときにミルクに切り替えてとても楽になりましたが、あのとき悩んだことはすべて無駄ではなかったと、自信をもって言うことができます。
それはなぜか。
“自分が納得いくまで悩み、納得のいくタイミングでミルクに移行できたから”
特に初めての育児だと、周りの声やいろんな情報に振り回されて、何が正しいかわからなくなってしまうことがあると思います。
そんなとき一番大事なのは、“自分が納得して行動する”ということだとわたしは考えています。
この記事は、「早くミルクに移行したほうがいいよ!」というお話ではありません。
混合栄養に悩むママたちが一人でも、自分が納得いくまで悩んで納得のいく答えを出せるお手伝いができたらいいなと思い、この記事を書きました。
ママたちが抱える悩みを共有したあと、わたしがいつどうやってミルクに移行する決心をしたか、ということをお話ししたいと思います。
Contents
母乳とミルク、どっちでもいいなんて建前じゃないの?
出てくるのは「母乳がいい」という趣旨の話ばかり
この記事を読んでくださっているみなさんはきっと、すでに母乳やミルクのメリット・デメリットについてよく調べていらっしゃる方が多いのではないかと思います。
わたしも当時は毎日のように、「母乳 ミルク」「混合 メリット」など、授乳関連のキーワードで検索しまくっていました。
そしてそこで表示されるのは大抵、母乳がいかに素晴らしいかという話。
- 肌と肌が密着するので赤ちゃんが安心する
- 赤ちゃんの免疫力がアップする
- 乳幼児突然死症候群のリスクが減る
- あごや脳の発達を促す
- 産後ダイエットに役立つ
- 乳がんになりにくい
- コストがかからない ……など
百歩譲ってママ側のメリット(産後ダイエットなど)は置いておいたとしても、愛情形成や免疫力のアップ、突然死のリスク軽減なんて言われたら、「絶対母乳の方がいいじゃん!」って思っちゃいませんか?
一方でミルクのメリットは、
- 誰でも授乳できる
- 母乳より腹持ちがいい
- 飲んだ量がはっきりわかる ……など
なんというか、とってつけたようなメリットというか。
子どもの健康への影響などはあまり書いてありません。
「母子ともにストレスなく、ハッピーが一番!」に見え隠れする言葉…
母乳やミルク、混合栄養について書かれた記事を読むと、どの記事にも大抵書いてある内容があります。
- 今はミルクも母乳の栄養に近づいてきているから大丈夫
- ママも赤ちゃんも、ストレスなくハッピーに過ごせる方法が一番!
これ、確かにそうだと思います。
ですが混合栄養で悩んでいると、この言葉をこう解釈してしまうことってありませんか?
こういう情報を見るたびに、「母乳で育てられないわたしはダメなママなのかな…子どもの健康に悪影響はないのかな…」と落ち込んでしまう日々でした。
意外とみんな悩んでいる
みんなそれぞれ悩みはある
家で一人で育児をしていると、こんな悩みを抱えているのは自分だけで、世の中のママたちは順風満帆に育児に取り組んでいるのではないか、というような気持になってくることはないでしょうか?
わたしもそんな風に思って落ち込むことがありましたが、はっきり言ってそれは“思い込み”です。
わたしはいつもTwitterで情報収集をするのですが、そこに流れてくる同じ月齢のママたちの悩みは様々です。
授乳関連だけでいっても、
- 母乳が出ない
- 母乳が出すぎて胸が張って痛い
- 子どもが母乳またはミルクを飲んでくれない ……など
みんなそれぞれの立場や状況で悩みを抱えています。
当然ですが、母乳やミルク、混合それぞれで悩みはあります。
母乳だからOK!悩みなし!なんてことはないんですね。
混合栄養ママの悩みは?
そんな中で、混合栄養ママに限ってみてみると、冒頭でお話ししたような悩みを抱えている方が多かったように感じます。
- 母乳の量が増えない
- 子どもに栄養が足りているのかわからない
- ミルクに切り替えた方がいいのか
- いつまで混合で頑張ればいいのかわからない ……など
みなさんはいかかですか?何かあてはまるものがあるのではないでしょうか。
ちなみにわたしはこれ全部、一通り悩んで解決方法を調べまくりました(笑)
わたしの経験:納得してミルクに移行するまで
母乳にこだわりはない…ほんと?
わたしは子どもが生まれる前から、「母乳には特にこだわらない」という気持ちでした。
もちろん、本心から言っていた言葉です。
ただ、実際に子どもが生まれて授乳をはじめると、満足に母乳が出ないことへの焦りや子どもへの申し訳なさ、日々目にする母乳のメリットに関する情報などから、いつの間にか「母乳で育てられたらいいのにな…」と思うようになっていたんですね。
自分がどうしたいという明確な意思はなく、ただなんとなく母乳に憧れていただけだったと、今になっては思います。
いつまで頑張ればいいのか先が見えなくなる
混合栄養をしながらも、母乳量が増えるように自分なりに努力はしました。
マッサージ、頻回授乳、水分を多くとる、母乳にいい食べ物を食べる…
でも母乳量は全く増えず一定のまま。
一般的には生後すぐは混合栄養でも、生後3ヶ月までに完母(母乳のみ)に移行する場合が多いという情報を見て、タイムリミットが迫ってくることに焦りを感じたことを覚えています。
頑張っても増えない母乳量と、段々迫ってくるタイムリミット。
「早くこんな状況から抜け出したい」という思いばかりが強くなり、次第に毎日の授乳時間を苦痛に感じるようになってきてしまいました。
混合→ミルクに移行するのは戦線離脱?
段々辛くなってくる日々に終わりをつげたくて、思い切ってミルクに移行しようとしたことが何回かありました。
そこで一般的にはいつごろ混合栄養からミルクに移行するものなのか調べたのですが、明確な答えが出てこない。
書いてある情報はだいたい、
- 特に決まりはない
- ママの職場復帰、薬の服用の関係などに合わせて
- 母乳が出なくなったら
というようなこと。
これが余計にわたしの中で、“混合からミルクに移行するのは、完母にするのが無理だった人が仕方なく選ぶ道”というようなイメージを持つことにつながってしまいました。
ミルクにする=戦線離脱した人、くらいに思ってしまって、自分がその道を選ぶことをためらうようになっていたんですね。
ミルクにしたきっかけ
こんなにうじうじと悩んでいたわたしが、ミルクに移行する決心ができた理由は何なのか。
これを言うと身も蓋もないんですが、はっきりとしたきっかけはないです(笑)
「ここまで散々悩んできた話をして、結論それ?!」っていう感じかもしれませんが、散々悩んできたからこその、この結果だと思っています。
散々悩んで、いろんな情報を調べて、自分なりに考えて。
- わたしは本当に母乳で育てたいのか
- ストレスためてまで母乳をあげる意味は?
- いつまで母乳をあげたら満足できる?
- ミルクにしたときのデメリットは受け入れられるのか ……など
いつ頃にミルクに切り替えるのがベストという決まりがないからこそ、自分のタイミングを自分で設定できるようにいろんな情報を集めて、いろんなことを考えました。
そのおかげで、自分でもあんなに悩んでいた日々が嘘かと思うくらい、あっさりとミルクに移行する決心をすることができたんです。
まとめ
今回のお話のポイントはこんな感じです。
- 悩んでいるのは自分だけじゃない!
- 自分が納得する方法、タイミングで子どもと向き合うのが一番!
- 今は思いっきり悩もう!
これを読んでくれているみなさんはもしかしたら、散々悩んでもう疲れてしまっているかもしれません。
もしくは、周りの意見や情報に振り回されて早く結論を出さなければと焦っているかもしれません。
でも、悩むことは悪いことではないと、わたしは思います。
ちなみにミルクにしたあとはストレスからも解放されて、本当に楽になりました。
その話はこちらの記事に書いてありますので、よければご覧くださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました!
今回の記事に関して、TXLIFEの亜海さん(@amiblue617)がご自身のご経験を記事にしてくださいました。母乳やミルクのことで悩んでおられるママさんはぜひ読んでみてくださいね。
亜海さんの記事:乳児の子育てで「母乳かミルク」か迷ったママへ